痕跡を残すことと、消えてしまった記憶と、の追いかけっこ。身体性を用いた技法で絵画を制作する櫻井類と、忘却をテーマに作品を制作するジダーノワ・アリーナの2人による展覧会。
櫻井の絵画は、櫻井がその絵画に対して向き合い、動きをそのまま描いていくことで作られる。その絵画に動きの痕跡が残り、それが作品となって残される。
それに対してジダーノワは、忘却をテーマに、想起できる記憶と思い出せない記憶について研究し、制作している。
櫻井が作り出す世界は、いわば忘却させないための行動である。櫻井のつくる痕跡をたどりながら、記憶と忘却について、この展覧会で探っていきたい。
主催・企画|Zhdanova Alina
助 成|公益財団法人西枝財団、朝日新聞文化財団
協 力|アートスペース感
制 作 協 力|京都芸術センター、Quartier em Hafen
お 問 合 せ|「ゆらゆらゆれる記憶と痕跡」事務局 E-mail : yureru2022@gmail.com