「わたしたち(あらゆる生きもの)は同じ一つの生であり続けている」(エマヌエーレ · コッチャ)
この衝撃的なフレーズは、『植物の生の哲学』で知られるイタリア人哲学者エマヌエーレ・コッチャの言葉だ。人類の活動が地球全体へ深刻な影響を及ぼす「人新世」において、私たちはいかに人間中心主義を乗り越えられるのか。非人間存在を思いやり、地球環境に配慮するとはいかなることか。
「メタモルフォーゼ」(métamorphosés, 変身/変態)が可能にするのは「共感」だ。あらゆる生は「メタモルフォーゼ」でつながれる。すべての私たちは異種混淆であり、過去・未来と地球上全体に拡がっている。「メタモルフォーゼ」はそれゆえ遍在であり不死である。
「伝統と革新」を象徴する野心的空間・瑞雲庵において、世代・表現領域の異なる6人の日仏アーティストが、アートをつうじてエコロジーを問う。
主催:art-sensibilisation
助成:公益財団法人 西枝財団「瑞雲庵における若手創造者支援事業」
協力:情報科学芸術大学院大学[IAMAS]
展覧会、展示作品等に関するお問い合わせはこちら:mimi.okb@gmail.com
各種情報、Web サイトはこちら:https://artsensibilisation.com
2024年4月27日 14:00-18:00 アーティストトーク・オープニングレセプション(一部作家在廊)